こんにちは、 @tnzk こと濱口です。昨日に引き続き、drillについての記事を書きます。
drillのコンセプトとリリース日は、昨日Twitterで発表になりました🎉 さっそくTwitterでたくさんの方からRTやいいねを頂きました。
【ストーリー構成力で悩む人向け】
— drill / ストーリー構成力のトレーニングアプリ (@drill_2020) November 21, 2019
連載/掲載作家・新人賞等受賞者50名以上を輩出するマンガ教室「いるかMBA」と協力して、
スキマ時間でストーリー構成力を鍛えられるトレーニングアプリを開発しました!
「ストーリーの基礎体力を鍛える」がコンセプト。
ご興味あれば!→https://t.co/VDMquIaaKM pic.twitter.com/WHlW0S6vFo
また、リプやDMで「どんなアプリなのか気になる!」というご質問も頂きました。皆さんありがとうございます!
そこで今回の記事では、簡単にdrillの機能について紹介したいと思います。(「そもそも drill って何?」という方は、昨日の記事をお読みください!)

レッスンとチャレンジ
drillは、基本的に「レッスン」と「チャレンジ」を交互に繰り返すことで、ストーリーの構成力を鍛えるのに効果的なトレーニングを積んでいくアプリです。
スクリーンショットをご覧ください。

左側が「レッスン」、右側が「チャレンジ」です。これは最初に挑戦することになるレッスンで、ストーリーの根幹となる「アイデア」を単純な着想から具体的な企画に進化させるための、最初の一歩を説明しています(レッスン本文で十分説明されているので、私のこの説明そのものが蛇足感がありますが笑)。
画像での回答と自動補正付きのスキャン
回答はテキストの場合もあれば、画像で回答する場合もあります。たとえば前回、いるかM.B.A.の教材の例として取り上げた、キャラクターのプロフィール表(通称「キャラ表」)がその例ですね。

drillに収録したレッスンの中にも、このように画像で回答するパターンのものがあります。モバイル端末の画像から直接選択することもできますが、アナログで描いた場合は、こんな感じで自動補正して読み込むこともできます!

(メディバンペイントやアイビスなどからの取り込みもサポート予定です! 利用者の皆さまはご期待ください)
レッスン達成率と過去のチャレンジ履歴
回答すると、レッスンの一覧画面の「レッスン達成率」が更新されます! どれくらいトレーニングが進んだのかが一目瞭然で、ゴールまでもうひと頑張りする気持ちを支えてくれます。

すべてのレッスンを終えたら、ここまでに積み重ねてきたことを保存することができます。保存した過去の自分の回答は、すべて一覧で振り返ることができます。

drillの目指す姿
drillは、監修した講師田中裕久氏が代表を務めるマンガ教室「いるかM.B.A.」の「トレーニングの日」という取り組みをモデルにしています。drillのプロモーション用サイトにも掲載している田中氏の言を、ここでも引用します。
マンガ教室をやっていて普段から考えていたのは、漫画家志望者が、原稿を描く以外に「トレーニング」をしていないということでした。いるかMBAではかなり初期の段階から、「水曜日はトレーニングの日」と決めて、人物クロッキーと私の自作の「ドリル」を行っていました。マンガ筋力を鍛えて、持ち込みに行ったときに編集者に当たり負けしないためです。多くの生徒が、このドリルがきっかけで、自分なりの発想の仕方をつかんだり、マンガで必要な技術を頭で考えるのではなく、体感として覚えていきました。
drillはこの考え方をベースに、こうした取り組みを自分ひとりでも楽しく、達成感を味わいながら続けられるように設計しました。
「継続する」ということは、すごく強い意志を必要とします。「継続する」ためにある種の社会的強制力のようなものを利用するという意味では、マンガ教室という存在はとても頼りになるものです。一方で、月謝は決して安くなく(いるかM.B.A.はかなり安いほうですが、一般論として)、また教室に定期的に通うということが難しい環境の方もいます。また純粋に、マンガ教室に見学に行くことはそれなりにハードルの高いことでもあります。
色々な環境・立場・状況のなかでマンガ家を目指したり、表現行為としてマンガという手段を身に着けたいと思うすべての人が、そのために必要な洗練された学習方法を得られるツール。それが、田中氏や私をはじめとしたdrillプロジェクトチームがdrillに願う姿です。
「いるかM.B.A.」田中裕久氏への対談配信のお知らせ
そんな田中裕久氏と、開発したフィフス・フロアのメンバーとで、YouTubeにて対談配信をする予定です!
【配信予告】#drill 監修のマンガ教室「いるかM.B.A.」代表田中裕久氏と対談配信します!
— drill / ストーリー構成力のトレーニングアプリ (@drill_2020) November 22, 2019
デビュー作家20名・受賞作家30名以上を輩出し、サウジアラビアでも教えた異色のマンガ教育者の頭の中に迫ります。
配信は11月24日夜。配信時間、何時にするか未定なので、アンケートでご意見を!リプ欄にて🙏 pic.twitter.com/Xw2aZ1C078
配信日は、11月24日(日)夜を予定しています(時間は未定)。
いるかM.B.A、デジタルハリウッド大学での国内における活躍に留まらず、中国・サウジアラビアといった世界各国でもマンガ教育に取り組む田中裕久氏に、ぜひマンガ家を・マンガの上達を目指すあなたからの質問をぶつけてください!
詳細はTwitterにてご覧ください!ハッシュタグ「#drill対談配信」に田中氏への質問を投稿すると、限定グッズももらえます。