はじめまして、フィフス・フロア株式会社のイノウエです。
本シリーズでは、最近流行りのワードであるRPAをはじめとした「業務効率化」について、私がまとめたものを公開していきます。
RPAについて、まだまだ駆け出しではありますが、RPAや業務効率化についてなるべく平易に、ITの固有名詞を使わずに記事を書いていきたいと思います!
私と一緒に業務効率化について学んでみませんか?

さて、今回の記事は、「業務効率化の歴史を知って、RPAについて学びたい」というシリーズの第1回です。

そもそもRPAとは?

さて、皆さんはRPAという言葉をご存知でしょうか?
RPA, ロボティック・プロセス・オートメーションというのは、パソコンのソフトウェアが日々のオフィスワークで、ルーティン化(定型作業ともいいます)できる作業を自動化することを指します。
日本では、およそ2016年頃からRPAという言葉が使われ始めて、今やビジネスマンなら誰でも一度は聞いたことがあるITの言葉だと思います。
簡単にまとめると、RPAというのは、パソコンでお仕事を自動化出来るもののようです。いわゆる、業務効率化とも呼ばれますね。

しかし、2016年のRPAが認知される前には業務効率化、自動化はされていなかったのでしょうか。
RPAのRがロボになっているのも(パソコンはロボなのか?コンピューターでは……)気になります。
そこで、業務効率化について調査したところ、歴史を大きく遡りおよそ18世紀に起きた「産業革命」が背景にあるようでした。

第一次産業革命からみる業務効率化

産業革命とは、およそ18世紀なかばから19世紀にかけて起こった産業および社会構造の変革を指します。
なんとも堅苦しいワードが立ちはだかりますね。そこで、具体的にどういった事が起きたかをかいつまむと……。

  • 織機・紡績機の改良
  • 動力源の開発
  • 移動手段の発達
  • 製鉄技術の改良
  • 各工業の発展

などなど。
業務効率化の文脈で言えば、まず 織機・紡績機の改良 に注目したいです。
飛び杼(シャトル)が発明されたことにより、手で杼を動かす必要がなくなり、織機が高速化されたようです。
あくまで行程の一つが改善されただけのようでしたが、これにより綿布生産の速度が向上され、旧来の方法では対応が難しくなったようでした。これも業務効率化ですね。

また、 動力源の開発 も大きな影響を与えているようです。
石炭の採掘が盛んになるにつれて、炭鉱に溜まる地下水の処理を蒸気機関を用いた排水ポンプを実用化することにより、効率は良くなかったものの、石炭の生産は増大したしたようでした。
さらに、蒸気機関から復水器(熱交換器の一種)を独立させた(改良した)ことで、蒸気機関の能力は著しく増大して、動力源として革命的なものになったようです。

そして、 移動手段の発達 も大きなトピックですね。この頃より蒸気機関車や蒸気船の登場による交通革命が起きたようでした。
我々の生活に欠かせない移動手段の自動化も、着眼点を変えると効率化なのだと思いました。
この頃には蒸気船や蒸気機関車が登場しており、人々の生活やお仕事について大きく変わったことは想像に難くないですね。

要点をかいつまんでも、とても大きな変革が起きたことがよくわかります。

生産システムが、人の手から機械へ

産業革命についてざっくりご説明致しましたが、産業革命に伴い社会はどのように変革したのでしょうか。こちらもかいつまんでご紹介致します。

  • 農民の比率が減少して、商工業従事者が激増した
  • 鉱工業従事者が大幅に増えた。
  • 生産システムが、家内制手工業より工場製手工業に変わり、工場製機械工業の割合が増加した。

着目すべきは、生産システムが大幅にかわったことでしょうか。
製造工程を分業して行い、多くの人員を集めて生産する「工場制手工業」から、機械で製品を生産する「工場制機械工業」への変革です。
発明家のジェームズ・ワットが蒸気機関の改良に成功したことで、一度に大量の製品を手間をかけずに生産できるようになりました。

そう、機械を用いた業務効率化 は、ここからスタートしたようです。

業務効率化=人の手を使わないこと

産業革命について調べていくにつれて、業務効率化とは、如何に人の手を介在せずに生産スピードを上げるか?であるかということがよくわかりました。
RPAという単語で調べると、自動化という言葉が多く使われていますが、自分のお仕事についてどういったことを自動化できるのか?と考えても、イメージが湧かなかったように思います。
しかし、改めて歴史を紐解いてみると、業務効率化=人の手をから機械へ業務を渡すこと ということが何となくわかりました。
とはいえ、上記の機械を用いた業務効率化は、まだ産業機械を用いた業務効率化ですよね。ちなみに、RPAでの業務効率化はおよそ150年後のようです。
機械を用いた業務効率化は、まだまだ歴史が浅いようですが、逆を言えば一気に進化したようにも感じますね。面白いです。

おわりに

今回は第一次産業革命から、業務効率化の歴史について学びました。
機械が登場して本格的な自動化による業務効率化が行われたのは、18世紀後半と意外と最近であることがわかりました。

さて次回は、産業革命からRPAまでの変遷を紐解いて、より業務効率化について詳しくなりましょう。
いわゆる産業機械のみの業務効率化についてのお話でしたが、次回は第二次産業革命からRPAまでの変遷をご紹介致します!