お久しぶりです、Fujicoです!
実はこの前のWFは当日に体調を崩して参加できませんでした・・・・
ディーラーで参加したのにね(´・ω・`)

・・・(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;: サラサラ..

※当日なにがしかの理由で不参加になってしまった場合でも、版権物はサンプルの提出をしなければなりません!
気をつけましょう!!

デジタルでオリジナルフィギュアを作ろう〜準備編〜

今回から早速デジタルでのオリジナルフィギュアを作っていこうと思っていました。
が、その前に。
大事ことがあります。
まずは製作するキャラクターの三面図
そして制作に必要な道具の用意です!!

というわけで、今回は制作に入る前の準備編として、三面図の用意と、製作に必要の準備をしましょう。

三面図を用意しよう

三面図とは、キャラクターの正面、真横、真後ろを描いたものです。
所謂設計図だと思ってもらって構いません。
服を着た状態と、髪も服もない裸の状態の二つを用意すると非常に作りやすいと思います。
描く時は作るキャラクターのポーズであることが望ましいですが、別に素立ちの状態でも大丈夫です。
というか両方用意しておいた方が、素体を作る時に便利です

今回は同僚の3Dモデラーである晴川さんの娘さんを作っていきます。(掲載許可はもらってます)
IMG_9646-1
晴川さんから頂いた設定画です。
今回はこれを三面図として作っていきますが、フィギュア作りに慣れてない人は、もっと正確に三面図を描いたものを用意した方がいいです。

そして今回はこの子をこういうポージングで作っていきます。(恥ずかしながら私絵)
----------2018-08-10-10.12.14-1
今回は三面図があるので、ポージングはこんな絵で製作を始めてしまいますが、皆さんはこんな曖昧な状態で始めないようにしてください。
絶対に作っている最中に迷います。
もしやっても、まずは正確な三面図を描いてからにしましょう。

道具の準備をしよう

次に道具の準備をしていきましょう。
最低でも一番最初に書き出してあるデジタル造形で必要なものは次までには必要です。
出力後の道具に関してはその時に改めて用途を説明しますので、ここでは頭の片隅にとどめておく程度で大丈夫。
フィギュアを作るのにこれだけの道具がいるんだ、ということを知ってもらいたいから書いているという感じなので。

補足しておきますが、下記の材料はガレージキットとして組めるフィギュアを作るのが目的である事を、前提として書き出しています。
その事を念頭に置いておいてください。

デジタル造形で必要なもの

  • パソコン(推奨スペックは下記)
  • os:(win)64-bit の Windows Vista/7/10 (mac)Mac OSX: 10.8 以降
  • CPU:Intel i5/7/Xeon (winのみAMD社の同等製品でも可)
  • システムメモリ:最低8GB。16GBのものだとより良い
  • 記憶装置:SSD推奨
  • モニター: 1920x1200 解像度以上 (32-bit カラー)
  • ワコムもしくはワコム互換 (WinTab形式)のペンタブレット
  • Zbrush(モデリングソフトorスカルプティングソフトであれば可能。ただしモデリングソフトでは作り込むと言う点では困難だと思われる)
  • 3Dデータのエラーをチェックできるソフト(netfabbやMiniMagicsなど。フリーのものでOK)

出力後に必要なもの
表面処理

  • リューター
  • 紙やすり(240、400、600)
  • スポンジヤスリ(複製後の表面処理でも使う)
  • SUPERFINE(320〜600相当。背が赤)
  • ULTRAFINE(800〜1000相当。背が青)
  • 棒ヤスリ
  • デザインナイフ(複製後の表面処理でも使う)
  • 歯ブラシ
  • エナメルシンナー
  • キムワイプ(普通のティッシュ×)
  • ラッカーパテ
  • サーフェイサー(1000以上のもの。缶でOK)
  • 塗装ベース(乾燥させる台。塗装の時にも使う)
  • クリップ(塗装ベースに刺す時に使用。塗装の時にも使う)

複製

  • 油粘土
  • 粘土板やクリアファイルなおの表面がツルツルした板
  • ブロック(型取り用のブロックなどがあるが、レゴブロックが一番おすすめ)
  • 型取り用シリコン(最低でも1kg2,000円以上のものが無難)
  • シリコン用剥離剤
  • 0.1g単位まで測れるはかり
  • レジンキャスト(おすすめはアイボリーか白)
  • 防毒マスク
  • 手袋

塗装(表面処理)

  • レジンウォッシュ
  • プラペリア
  • 瞬間接着剤 シアノン
  • キャストと同色のサーフェイサー

塗装

  • エアブラシ
  • コンプレッサー(エアブラシとセットになっているものもある)
  • 自分の作るキャラクターに必要な塗料を必要なだけ
  • 上記に対応する溶剤
  • 塗装ベース
  • クリップ

組み立て

  • ピンバイス
  • 真鍮線
  • アルミ線
  • 瞬間接着剤

大体はこれくらいです!
アナログの場合、一番最初のところがパテや石粉粘土というものに変わって来ます。
それに、スパチュラなどのアナログならではの道具も必要です。

え、めっちゃ必要なもん多いやん

と思ったそこのあなた。
そうです。
デジタルにしろアナログにしろフィギュアを作るには沢山道具がいるのです…。
製作状況によっては、必要なものが他にもどんどん増えて来て、部屋が気がつけば大変なことに…。
道具が沢山必要という事は、それだけ費用がかさみます(›´ω`‹ )
デジタルはこれに加えてデータからアナログに出力する費用も掛かってしまうんです!
大きさや作り込みにもよりますが、出力費だけでも10万とか20万とか、安く出力してくれる所でも当たり前のように諭吉さんが平然と飛んで行きます
むしろ10万で出力費用が済めば御の字という始末。
やべえよ…やべえよ…。
※参考程度にですが、私が作ったフィギュアの原型(23cmの1/8スケール)は出力に25万円(税別、手数料別)しました。一気に業者に対する金銭感覚狂いました。(現在進行形)
ここから更に型取り複製を業者に頼んだ日には平然と原価40〜50万円のフィギュアになります...。
さよなら諭吉さん…〜💸

アナログでやったら良いじゃんと思われるかもしれませんが、アナログはアナログで環境を整えたり、それが無理な場合はレンタルブースなどに行かないとできないので、それはそれでお金がかかるのです。
※自宅でのフィギュア製作は持ち家の場合は家人に、集合住宅の場合は近隣住民に迷惑がかかる事があるので注意しましょう!!!

最近のスケールフィギュア(いわゆる1/8や1/7などのスケールのフィギュア)は1万とか普通に超えて高いなあとか思うかもしれませんが、商業のフィギュアは 云千万とかかなりの予算が投入されています
だから某G社や某A社などのフィギュアを見ると

「このクオリティでこの値段はめっちゃ安い…」

と私は思います。(買えるとは言っていない)

こいつめっちゃ金の話してんな…
と思われるかもしれませんが、お金ないとできない趣味なので、お金の話は大事です!!!💵

Zbrushってなんやねん

----------2018-08-09-16.39.06-1

話を本筋に戻します。
デジタルで必要なものにあげたZbrush
これは3Dで粘土をこねるように造形ができる、スカルプティング機能に特化した3DCGソフトです。

すごくわかりやすく言うとバーチャル粘土です。
----------2018-08-09-16.40.52
(こんな感じに引き伸ばしたりできる)
----------2018-08-09-18.02.02
(こんな顔が作れたり)

絵を描く感覚で造形ができるので、ペンタブに慣れている人には親しみやすいソフトになっています。
逆に言うと、Zbrushには筆圧感知が必要なのでペン入力に不慣れな人は、最初は戸惑うかもしれません。

開発元はPixologic社。
公式HP
HPは日本語で書かれていますが、購入ページは英語です。(全部のページが日本語に対応しているわけではない)
特に難しいことは書いてませんので、全面英語だからとびっくりしてブラウザバックしないでください。
代理店としてオーク社がありますが、そこから買うより公式HPで買った方が安い場合が多いですです。
公式の販売通貨はドルなので、値段の変動がある点だけは注意してください。

私が購入した時は8万円くらいでしたが、今(8月10日時点)では99,374円しますね(´・ω・)
それでも3DCGソフトとしてはかなり安価です。

それに加え、Zbrushは新しいバージョンへのアップグレードが無料でできるのが嬉しい。(しかも売り切り)
準備編で書いたパソコンのスペックは、あくまでもPixologic社の推奨スペックですが、メモリ4GBのパソコンでも動きますし、なんならsurfaceなどの端末でも普通に動いてくれます。
もちろん液タブも動きますよ!

でもやっぱりZbrushって高いわ・・・となったあなた。
そんなあなたにはZbrush Coreをお勧めします。

Zbrush CoreはZbrushと比べて色々制限はあるものの、フィギュアを作るには十分な性能を持っています。
そして何より安い。
大体1万〜2万円($179.95)で買えます。
差額を払えばいつでもZbrushにアップグレードできますよ。

次回

今回の準備編はここで終わりです!
説明がだいぶ長くなりましたが、ここまでお付き合いくださってありがとうございます!
次からはいよいよ製作に入っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!